「帝一の國」レビュー。おもしろい上に政治の勉強になる

 

こんにちは、みほ@miho1araです。

 

中学校の保健体育の先生をしていましたが

パニック障害、うつ状態、双極性障害と診断され、

休職することになりました。

 

2017年の春ごろ、夫の妹に

夫の妹
帝一の國のマンガおもしろいよ。今度、映画化もするんだよ〜

って言われて、

1巻だけ無料で読めたから、読んだら確かにおもしろかったんです。

おもしろかったのに、2巻読んでなくて、

さらに映画も行ってみようかなと思いながらも行ってませんでした。

(どんだけ行動しないんや)

 

1年半ほど経った今日、めちゃくちゃ暇だったので

みほ
AmazonTVでも見るかー

ってぽちぽちいじってたら

「帝一の國」の映画発見!!しかも、プライムで無料やん!!

視聴開始。

そして、感想。

みほ

めっちゃおもしろい!そして、政治の勉強になる!

「リーダーシップ」「民主主義」をテーマとして、学校の教材としても使えるのではないか。

それでは「帝一の國」映画版の良さをご紹介します。

 

「帝一の國」ザックリなあらすじ

舞台は海帝高校という超超エリートが集まる男子校。

ここで生徒会長になると将来は安泰。

東京大学に行け、エリート集団に入ることができ、最後は総理大臣に。

3年生になったらその座になるべく、1年生のうちから有望な2年生に支える時の戦いが主に描かれています。

 

目標に向かってまっすぐ突き進む主人公の赤場帝一(菅田将暉)

帝一の邪魔をする東郷菊馬(野村周平)

正義をかざす大鷹弾(竹内涼真)が主な登場人物になります。

画像引用:映画『帝一の國』公式サイト

 

 

 

日本のエリートも実はそう?社会の縮図を的確に描いている。

 

学校は社会の縮図だといいますが、この映画は本当に縮図。

生徒会長の選び方が全校生徒が投票するのではなく、

生徒評議会(クラス長と副、部活動キャプテンなどリーダーを集めた会)の投票で決める。

 

これ、日本の内閣総理大臣選ぶのと同じですよね。議院内閣制。

この制度だと、上層部ばかりの意見が反映されて、下層部の意見が反映されにくくなるんですが、この映画、誰かがうまいこと言ってましたよ。

議院内閣制に初めて納得しました。笑

 

競争させられて、本当にやりたいことは何なのか。

主人公の赤場帝一は、幼い頃はピアノが大好きで争いなんて大嫌いだったのに、

父親(吉田鋼太郎)の洗脳により、海帝高校で生徒会長になるという目標に向かってとにかく突っ走ります。

 

これ、怖いのが、親の洗脳によってそれは正しいことだ!と疑わなくなる

勝手に競争させられて、「勝て!勝て!」て言われ続ける。

そして、いつしか自分の意思でやっていると勘違いするレベルまでいく。

 

スーパー恐ろしいっす。

しかし、彼女の美美子(永野芽郁)のおかげで目覚めるのですがね。

 

これから必要なこともきちんと教えてくれる。

議院内閣制だった生徒会長選挙も変化していきます。

ここはあんまり書くとネタバレすごいのと、

ご自身で感じ取って欲しいので書かないでおきますね。

 

これからの世の中生きていくには人望が一番大事だよってことを教えてくれます。

 

最後のメッセージが超意味深。

これね、最後ハッピーエンドやんと思ったら、めちゃ怖かった。

誰に向かって言ってるのか。

もし、今生きている私たちに向けてだったら怖い。

でも、この映画、絶対日本の縮図を描いているからありえる・・・

 

以上です。

 

普通に見てもおもしろいし、

先生だったら社会、総合、道徳、特別活動の時間に見ても良さそう

ぜひ、見てみてください!

 

 

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