教員の休職、給料はどうなるの?

 

「体調が悪い、しばらく休みたいけど、休んだら経済的なことが心配…」

「休職すると、給料減るんだよね?どのくらい減るんだろう?」

「というか、そもそも休職して給料ってもらえるの?」

 

そんな心配をしているあなたに、この記事を届けます。

 

私は中学校の教員をしていましたが、2016年11月から病気休暇をとり、休職を経て、退職をしました。

なぜ、休職することになったかというと、いきなり朝起きれなくなり、パニック障害、うつ状態と診断されたためです。

 

学校に行けなくなり、まずは病気休暇をとることになり、病気休暇の期限6ヶ月(自治体によっては3ヶ月)たっても、行く気になれなかったので、休職に入ることとなりました。

病気休暇は3ヶ月もしくは6ヶ月(自治体によって異なる)に対して、休職は最大3年間もとることができます。

休職に入る時点で給料は減りますが、この3年の間にも給料が変わるので、今日はそのことについて実際に休職をとった私が記事を書こうと思います。

 

まず、病気休暇から休職になるときは以下のように変わります。

  1. 給料が100%から80%になる
  2. 辞令が出る
  3. 教育委員会形式の診断書を2つの病院から書いてもらわなければいけない

 

休職中3年間の給料についてですが、

  • 休職スタート~1年…80%の給料(教育委員会から支給)
  • 休職1年~2年6ヶ月…3分の2の傷病手当金(共済組合から支給)
  • 休職2年6ヶ月~3年…無給

というふうになっています。

それでは、一つ一つ見ていきましょう。

 

教員の休職スタート~1年…80%の給料(教育委員会から支給)

病気休暇の時は辞令が出ませんが、休職になると辞令が出ます。

辞令にもきちんと「100分の80を支給する」と明記されています。

辞令に書いてあるということで、給料を支給してくれるのは教育委員会です。

 

noteでは私のリアル給与明細付きで詳しく書いてありますので、ぜひご覧ください。
給与明細公開!病休、休職のとき給料はどのくらい変わるの?

 

教員の休職1年~2年6ヶ月…3分の2の傷病手当金(共済組合から支給)

休職1年経ったこの時期が一番変化を感じます。

まず、辞令には「無給とする」との文言が書かれています。

…この言葉、悲しくなります。

 

私の場合、休職1年の終わりが2018年5月3日なので、5月1~3日は80%の給料が出ます。5月4日からは無給となりました。チーン…

 

…しかし、完全にお金がもらえないかというとそうではないので安心してください。

教育委員会からの給料がなくなるだけで、共済組合から標準報酬の3分の2の支給があります。

これは傷病手当金といいます。

 

例えば、

標準報酬額(100%の給料のこと、例で30万円)をある月の平日日数20日で割って、1日15,000円。

15,000円の3分の2は10,000円。

10,000円×その月の平日日数20日になるので、その月の傷病手当金は20万円になります。

みほ
あれ?けっこうもらえるんだね。今までの手取りとそんなに変わらないような気がするけど…

ここからがワナでして。

この金額が、銀行口座に振り込まれるのですが、今まで給料から天引きだったものが、

教育委員会
これからは自分で振り込みなさいよ

という感じで、ドカンと振込用紙がきます。

  1. 共済短期(13353円)
  2. 退職等年金(2250円)
  3. 厚生年金(26979円)
  4. 市民税・県民税(3ヶ月33000円)

※私の場合はこのような金額でした。(教員10年目、地方住み)

①共済短期、②退職等年金、③厚生年金は毎月、④市民税・県民税は3ヶ月に1回支払う感じです。

市民税・県民税は3ヶ月×4回か、1年分まとめてか選べましたが、1年分だと132,000円一括だから、無給に近づいていっている私は3ヶ月分にしました。

 

①〜③を足して、さらに④を1ヶ月分足すと53,892円。これだけ、毎月納める形になります。

給料から天引きだとあまり気づかないけど、自分で支払うようになると実感する便利さと悲しさ・・・。

 

というわけで、

私の場合、ある月の分の実際の手取りは、212,520-53,892=158,618円

になります。

なかなか減りましたな…

 

そして、この傷病手当金、傷病手当金請求書を提出しないとお金はもらえません。

請求書は私の場合は学校の事務員さんから郵送で送られてきました。

 

例えば、8月分の請求書を書いてもらうには9月に入ってから主治医に書いてもらいます。

9月10日までに提出すれば9月末日に支給されます。

 

つまり、給料から傷病手当金に切り替わるタイミングで、遅れずにお金をもらうには、1~10日にねらって病院に行く必要があります。

そして、そんなにうまく病院の予約が取れないのと、早く手続きできないことも多いので、だいたい初めての傷病手当金の支給は1〜2ヶ月遅れることが多いです。

 

傷病手当金請求書を書いてもらうのは300円くらい(3割負担)で診断書に比べるととても安いです。

 

教員の休職2年6ヶ月~3年…無給

この期間になると傷病手当金支給も終わり、無給状態になります。

しかし、教員という立場でい続けるなら、これまでと同じように税金は払っていかなくてはいけないです。

私はこの無給期間が来る前に退職しました。

おそらく多くの方が、無給になる時点で、退職するか復職するか決断するのではないでしょうか。

 

それでは、休職3年間の給料のまとめです。

休職スタート~1年

・休職に入るには2つの病院から教育委員会指定の診断書が必要

・80%の給料(教育委員会から支給)

休職1年~2年6ヶ月

・3分の2の傷病手当金(共済組合から支給)

・今まで給与天引きだったものが自分で支払い

・傷病手当金請求書を毎月、勤務校に提出

休職2年6ヶ月~3年…無給

・無給

・税金などの支払いはしなくてはいけない

 

今回の記事をより分かりやすく、写真付きで解説!
給与明細公開!病休、休職のとき給料はどのくらい変わるの?

 

 

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